CHILD 小児歯科

お子さんの歯を守るために

小児歯科

お子さんのお口の健康を守るためにも、ぜひ定期的に小児歯科をご利用ください。お子さんの歯は大人の歯より虫歯にかかりやすく、発症すると進行も早い特徴があります。そのため、歯科医院で行うフッ素塗布やシーラントの処置は、お子さんを虫歯の痛みから守ることに役立ちます。また、幼少期から歯科医院に通う習慣を付けていれば、お子さんが生涯にわたって自主的にお口のケアを続けていくことにつながるでしょう。

託児サービスを
ご利用いただけます!

幼いお子さまがいる保護者の方にもご来院いただけるように、託児サービスをご用意しています。親御さまの診療中は、当院に在籍する保育士がお子さまをお預かりしますので、ご安心ください。落ち着いて診療を受けていただけます。

※現在コロナ感染対策としまして託児は予約制となっております。未就学児のお子様優先となります。小学中・高学年のお子様はご遠慮願います。

当院の痛みの少ない小児歯科
治療

お子さまが「治療の痛みに耐えられるか不安・・・」という親御さまは、ぜひご来院ください。当院では、お子さまにも安心して治療を受けていただくために「痛みの少ない治療」を実践しています。
治療中は麻酔が効いているから問題ないとしても、それ以前に、お子さまが麻酔注射を我慢できるか心配される親御さまは少なくないのではないでしょうか。そこで、その麻酔注射のチクッという小さな痛みさえも感じさせないようにしたいと思い、下記のようなできるだけ痛みを少なくするよう工夫しています。

  • シールタイプの表面麻酔

    あらかじめ歯ぐきの表面に麻酔を施してから麻酔注射を打ちます。歯ぐきにジェルなどを塗るタイプの表面麻酔のほうが一般的ではありますが、貼るタイプのもののほうが麻酔が効きやすいというメリットがあるので、当院ではシール状の表面麻酔を採用しています。こうした配慮で、麻酔注射の針が刺さることによるお子さまの心身への負担を大幅に軽減しています。
    さらに、注射針は極細のものを採用しています。細ければ細いほど、針を刺すときの痛みを軽減できるからです。

  • 麻酔液を温めて使用しています

    麻酔液が冷たいと、身体との温度差があることによって、注射の際に痛みを感じやすいことが知られています。そのため、当院は麻酔の処置を行う前に、まず体温と同じ程度まで温めてから麻酔液を使用しています。麻酔液を温める設備が必要ですが、この工夫によって麻酔時の痛みを大きく低減することができるのです。

まえだ歯科の4つのお約束

ムリはせず、お子さまの気持ちに配慮します

お子さまが嫌がっている場合、ムリヤリに治療することはありません。
まずはお子さまが、歯医者に慣れることが大切です。治療を始める前に、治療に使う器具を見せたり触らせたりしながら、これから何のためにどんなことをするのかを説明します。十分にお子さまとコミュニケーションをとって、お子さま自身が納得してから治療に入ります。
それでも治療が難しいお子さまには、当院に在籍する保育士が、紙芝居などを使って「歯医者さんの診療では何をするのか」について、わかりやすくお話し。お子さまの不安を取り除き、治療への理解を深めてスムーズに診療を受けられるように導きます。
こうして「歯医者さんは怖いところではない。むしろ楽しいところ」と印象付け、お子さまが楽しく通院できるよう工夫しています。治療をがんばれたお子さまには、消しゴムなどのかわいいごほうびも用意しています。お子さまの気持ちに寄り添った診療を行っていますので、安心してご来院ください。

(※)ただし緊急性が高い場合は、やむをえず治療することもあります。

当院での虫歯予防

虫歯になってお子さまが苦痛を感じることがないように、当院では、お子さまの虫歯予防に力を入れています。

歯磨き指導
お子さまと保護者の方のために、ご自宅でも簡単にできる歯磨き方法をお教えしています。ぜひ正しい方法で、効果的な歯磨きを実践してください。
フッ素塗布
虫歯の予防に効果的なフッ素塗布を行っています。フッ素には歯を強くする効果がありますので、虫歯菌から歯を守って、虫歯になりにくい状態になるようサポートします。
シーラント
虫歯になりやすい奥歯の溝に、あらかじめ医療用プラスチックを埋めておくことで虫歯を予防するシーラントをお勧めしています。

フッ素塗布の注意点

  • 治療のリスクや副作用:フッ素の効果には個人差があります。一度に多量のフッ素を摂取する、または長期にわたり過量のフッ素を摂取することで中毒症状が現れる場合があります(歯科医院では適量を守っているので中毒症状が起こる可能性はほとんどありません)。
  • 治療の価格:基本は保険診療です。自費の場合は、1回 1,210円(税抜)・4回(3か月ごと)3,630円(税抜)

小児歯科治療の流れ

  1. Flow01

    お口の検査

    お口の中を拝見し、歯や歯ぐきの状態を確認します。痛みのある検査はありませんのでご安心ください。必要に応じてレントゲン撮影も行います。

  2. Flow02

    治療計画の説明

    お子さまのお口の中がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。

  3. Flow03

    治療にむけての
    サポート

    当院では、嫌がるお子さまを押さえつけてムリヤリ治療することはありません。そのため、お子さまご自身が納得して治療を受け入れられるようになるまでに数回の通院が必要な場合があります。

  4. Flow04

    治療

    お子さまが治療に納得できたら、いよいよ治療を開始します。

  5. Flow05

    歯磨きや食生活について
    アドバイス

    虫歯ができないように、お子さまに歯磨きの練習をしていただいたり、保護者の方には食生活や日常ケアについてアドバイスをします。

  6. Flow06

    再発予防

    お子さまの健康を守るために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

お子さまを
来院させる前に・・・

ご家族に
気を付けていただきたい事

ポイント1.「歯医者さん」を脅し文句にしない

お子さまを叱る時に「こんなことしたら歯医者さんに連れていくよ」などと言われたら、お子さまは「歯医者さん=恐いところ」だと思ってしまいます。歯医者さんは悪いことをした罰として連れてくるところではありません。

ポイント2. 嘘をつかない

虫歯になり歯医者さんでの治療が必要な場合はお子さまに正直に伝え、歯科治療の大切さを教えてあげましょう。「診るだけ」といって治療されたら、お子さまは「騙された」と思って歯医者さんにマイナスイメージを抱きます。

ポイント3. 事前に伝える

不意打ちで歯医者さんに連れていくとびっくりして嫌がってしまうことも多いので、数日前には受診することを伝えておき、心の準備をさせてあげましょう。

ポイント4. 緊張した様子を見せない

歯医者さんでご両親が緊張したそぶりを見せると、お子さまも不安になってしまいます。リラックスしたいつもの笑顔で接してあげれば、お子さまも安心です。もし、ご家族の方に歯科医院は怖い場所だと思われるようなら、まずはご家族の方が受診をして「怖くない」ということを体験すると、お子さまと来院される当日は気持ちに余裕ができリラックスした状態でいられるかもしれないですね。

ポイント5. 機嫌のいいタイミングで

子どもは眠い時やお腹が空いたとき、不機嫌になりがちです。そんな時に歯医者さんに連れていかれると嫌がって当然です。日中の比較的機嫌のいい時間帯に予約をしましょう。

ポイント6. 褒める

子どもたちは褒められることで思わぬ成長を見せてくれることがあります。治療を受けたお子さまを、しっかりと褒めてあげましょう。その積み重ねが子どもたちの自信に繋がり、次回の通院に対する意欲になります。

ポイント7. 普段からスキンシップがてらお口の中を見る

仕上げ磨きなどでお子さまの口の中を毎日管理できるのはご家族の方です。お口に触られることに慣れさせるためにも積極的にスキンシップをとりましょう。

当院は「小児口腔育成」に
力をいれています

小児期には全身の各所が目まぐるしく成長していきますが、口腔機能の発達もお子さんが健康に暮らしていくために非常に重要な役割を果たします。小児期の顎の成長やお口の周辺の筋肉の発達は、飲食や呼吸、会話などに関連するので、お子さんの心身の健康や社会生活にも影響を与えるのです。そのため当院は、「小児口腔育成」を通じて、お子さんの健やかな成長をお手伝いしています。

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